トランプ占いでメンタル探求の旅に出よう
トランプ占いは、当てるものじゃなく「気づくもの」 夜、ふとんの中でスマホを見ながら「今日の私、なんだかうまくいかなかったな」と思うこと、ありませんか。 そんなとき、私はトランプを一枚引きます。 タロットカードじゃなくて、そのへんにあるふつうのトランプです。 占い師でもなんでもない、ただの物書きの私が、なぜトランプを引くのか。 それは「当てる」ためじゃなくて「気づく」ためです。 今日はそんな、トランプ占いを自分自身と向き合うためのツールとして使う方法を、心理学的な視点も交えながら、じっくりお話ししていきます。 第1章 トランプ占いって、そもそも何なのか タロット占いとは違う、もうひとつの占いの系譜 占いと聞くと、多くの人がタロットカードを思い浮かべると思います。 大アルカナ、小アルカナ、逆位置、正位置。 独特な絵柄が並んだあのカードです。 一方でトランプ占いは、私たちが普段トランプゲームで使っている52枚のカードを使います。 スペード、ハート、クラブ、ダイヤ。 エースから始まってキングまで。 実はこのトランプ、もともとはタロットと兄弟のような関係にあると言われています。 ヨーロッパで生まれたカード文化が、ある枝は絵柄の豊かなタロットへ、ある枝はシンプルな52枚のトランプへと分かれていった、という説があるんです。 つまりトランプ占いは、タロットの簡易版でも劣化版でもありません。 もっとシンプルに、もっと身近に、自分の内側を見つめるための道具として発展してきた、独立した占いの体系なんです。 ヨーロッパの各地では、古くから村の女性たちが台所のテーブルの上でトランプを並べ、恋の行方や家族の健康を占っていた、という記録も残っています。 大がかりな儀式ではなく、暮らしのすぐそばにあった占い。 それが、トランプ占いのルーツなんですね。 そう考えると、私たちが今、自分の部屋でトランプを一枚めくることも、何百年も前から続いてきた、ごく自然な人の営みの延長線上にあるのかもしれません。 なぜ「トランプ」なのか。身近さという最大の武器 タロットカードを買うには、ちょっとした決意がいります。 デザインを選んで、意味を覚えて、専用のクロスまで用意して。 ハードルが高いと感じる方も多...