【オタクの叫び】AIでラノベのプロットを作ったけど、ありがちすぎて絶望した話【創作の壁】







【オタクの叫び】AIでラノベのプロットを作ったけど、ありがちすぎて絶望した話【創作の壁】

こんにちは、早苗です!
今日は、創作活動に燃えるすべてのオタク仲間に捧げたいお話をしようと思います。

突然だけど、みんなはAIでラノベのプロットを作ったこと、ある?
最近じゃ、ChatGPTとかNovelAIとか、ちょっとしたプロンプト(指示文)を入れるだけで、簡単にそれっぽいプロットが出てくる。タイトルだって「異世界でチート能力を得た俺は~」とか、「最強スキル持ちだけど地味に暮らしたい~」みたいな、“なろう感”満載のやつがワンボタンでズラズラ出てくるわけで。

すごいよね。すごいんだけど……。

正直、めっちゃワクワクしたのは最初だけだった。

■ AIってすごい!……けど「またそれか」感がすごい

ある日、私はふと思ったの。「ラノベっぽい物語、AIで作ってみたらどんなのが出るんだろう?」って。
わくわくしながらプロンプトを入力。たとえば:

「異世界に転生した高校生が、最強の剣を手にして魔王を倒すまでの冒険を描いてください。」

するとAIは、秒速でそれらしいプロットを返してくれる。すごい!便利!めっちゃ使えるじゃん!

……と思ったのも束の間。

読んでみたら、どこかで見たような展開のオンパレード。
転生 → チートゲット → ハーレム → 魔王討伐。
はいはい、テンプレですねって感じ。まるで、無限に量産される“異世界ファストフード”。

なんだろう、AIって「過去のヒットパターン」を元にプロットを組み立てるから、どうしても“平均化された無難な物語”になっちゃうんだよね。そこに“尖り”とか“熱量”があんまり感じられない。うーん、これは……物語じゃなくて、構造の模写?

■ 私たちがラノベに求めるのは、「心が震えるなにか」

じゃあ、なぜ人は“王道テンプレ”に飽きてしまうのか?
それはきっと、「そこにしかない物語」を求めているからだと思う。

たとえば、**『Re:ゼロから始める異世界生活』**は、何度も死に戻るという苦しみの中でスバルが“人間らしくあがく”物語だった。
**『無職転生』**は、異世界転生というジャンルを逆に“人生やり直し”という超個人的なテーマに落とし込んでいて、感情移入の強さが段違いだった。

AIのプロットって、“物語っぽい形”は整ってるけど、“物語の熱”がない。

そして私たちが本当に惹かれるのは、そこに込められたなんだよね。

■ AIの限界、でも可能性も感じた

とはいえ、「AIは使えない」と決めつけるのも、ちょっと違うと思ってる。
なぜなら、“ありきたり”を逆に「踏み台」にできるから。

ありがちすぎて笑ったプロットだって、
「この先の展開を完全にぶち壊してみたらどうなるだろう?」
「お決まりのセオリーを全部逆にしたら?」
――そんな風に発想を“ひねる”ための材料にはなる。

たとえば、チート持ちの主人公が、実はチートじゃなくて「全てのスキルに見せかけたバグ」だったら?
異世界に転生したけど、世界観がループし続けてて、主人公以外の全員が記憶を持っている、とか。

AIが出してくるのは“平均値”。でも創作は、“異端”こそが魅力になる。

その異端を作るのは、AIじゃなくて、“私たちの妄想力”なんだと思う。

■ 「AIがあるからこそ、自分にしか書けない物語を探したい」

私は今も、小説を書くのが大好き。
もちろんAIの力も借りることはあるけど、それは「補助輪」みたいなもので、最終的には自分の感情で、想像で、キャラたちの声で物語を紡いでいきたい。

AIにできるのは、“今までの集大成”。
私たちにできるのは、“まだない何か”を生み出すこと。

似たような話ばかりに辟易とした時は、それはきっと、自分だけの物語が書けるチャンスだと思うの。

あなたの推しキャラは、きっとAIには書けない。
あなたの心が震えるような感情も、きっとAIには理解できない。
でも、あなたにはそれが“書ける”。“感じられる”。
だから創作って、尊いんだよね。


ここまで読んでくれてありがとう!
もしこの記事に共感してくれたら、ぜひコメントとかSNSでシェアしてくれると嬉しいよ✨
それじゃ、また次の創作語りで会おうねっ!





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